産業廃棄物処理施設の許可を取得するには?取得の流れや基準を簡単解説!
こんにちは。はしもと行政書士事務所の橋本です。
今回は、前回解説しました「産業廃棄物処理施設」の許可についてお伝えします。
許可取得に関してこんな疑問を持たれるのではないのでしょうか。
処理施設の許可取得ってハードルが高いんでしょ?
新規の処理施設を作るのは、ほとんど困難って聞いたけど?
それでは、実際はどうなのか説明していきます。
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産業廃棄物処理施設の許可取得の基準
産業廃棄物処理施設の許可を取得するには、以下の基準を満たす必要があります。
- 産業廃棄物処理施設の設置に関する計画が環境省令で定める技術上の基準に適合していること。
- 産業廃棄物処理施設の設置に関する計画及び維持管理に関する計画が当該産業廃棄物処理施設に係る周辺地域の生活環境の保全及び環境省令で定める周辺の施設について適正な配慮がなされたものであること。
- 申請者の能力がその産業廃棄物処理施設の設置に関する計画及び維持管理に関する計画に従つて当該産業廃棄物処理施設の設置及び維持管理を的確に、かつ、継続して行うに足りるものとして環境省令で定める基準に適合するものであること。
- 廃棄物処理法に定める「欠格事項」に該当していない。
以上が産業廃棄物処理施設を設置する上での基準になります。
それでは、許可取得まではどのような流れなのでしょうか。
産業廃棄物処理施設の許可取得までの流れ
処理施設の設置までには、概ね以下の流れです。
- 計画地の行政や関係部署への事前相談
- 事前協議書の提出
- 住民説明会の計画書提出
- 縦覧、説明会の開催
- (意見書に対する回答)
- 説明会実施報告書の提出
- 産業廃棄物処理施設設置許可申請書の提出
- 施設の工事着手、工事完了
- 使用前検査
- 産業廃棄物処理施設の許可証交付
自治体によって提出書類や手続きの流れが異なることがあります。
施設の設置には、事前に行政への確認がとても重要となります。
産業廃棄物処理施設の設置許可を取得するには
産業廃棄物処理施設の設置許可取得には、多くの確認事項や手続きがあります。
法律や関連法律、条例、要綱などの知識がないまま許可取得をするのは極めて困難です。
許可をスムーズに取得するには、事前の行政への手続きの確認、法律の要件を満たす必要があります。
当事務所では、実際に許可の審査や現場の調査を担当していた経験豊富な行政書士が手続きを行います。
まとめ
今回は、産業廃棄物処理施設の許可を取得する際の基準や流れについて説明しました。
産業廃棄物処理施設の設置許可は、難解な法律を読み解き、適切な手続きを経ないと取得が困難です。
当事務所は、産業廃棄物処理施設の設置許可申請の審査を担当していた行政書士が対応します。
産業廃棄物処理施設の手続きでお困りの際は、ぜひ当事務所までお気軽にお問い合わせ下さい。